待ちに待った感を出しているけれど、梅雨はそこまで好きではない。
どちらかというと梅雨後をとても楽しみにしているのだ。
梅雨後と夏の手前の都会の夜が堪らなく好きなので、梅雨入りするとソワソワしてしまう。
梅雨の名残を感じる湿気と暑くなりすぎない気温、まだ青々とした緑の向こうに見える都会の景色が、何ともノスタルジックで幻想的で。非日常的な何かが起こるのではないかと淡い期待を抱かせる。
今は絶賛子育て中なので夜の時間に出歩くことはできないが、大学を卒業して帰国してから就職するまではバイト帰りに景色を眺めるのが楽しみだった。
その時に決まって聴いていたのが、メンデルスゾーンのバレエ音楽「真夏の夜の夢」のスケルツォ。同じテーマがサクサクと繰り返されていく感じが、ディズニーシーのアクアスフィアプラザデイと似ていて、作品中の妖精たちが出てきそうな幻想的なメロディが目の前の景色ととてもよく合うのだ。
これから私の大好きな時期がやってくる。もしこのブログを見ている方がいて、夜の都会を歩くことがあれば、ぜひ聴いてみてほしい。
◆本日のBGM
"A Midsummer Night's Dream", Op.61: Il. I. Scherzo After Act 1 / Felix Mendelssohn
リンクの演奏のテンポが良くて一番好き。
https://www.youtube.com/watch?v=hHTV3GFyHfM&pp=ygUyIkEgTWlkc3VtbWVyIE5pZ2h0J3MgRHJlYW0iLCBPcC42MTogSWwuIEkuIFNjaGVyem8%3D
バレエ好きならこちらもぜひ。ロベルトボッレ様のオーベロンが美しい。
https://www.youtube.com/watch?v=5OpXaXwwfRw&pp=ygUkbWlkc3VtbWVyIG5pZ2h0J3MgZHJlYW0gYmFsbGV0IGJvbGxl